
登別移住者カオリがお送りする「登別温泉宿泊記」
「 登別温泉に泊まるんだけど、どのホテルがいいの?」とお悩みのみなさんの宿決めの参考になるとうれしいです。
第10弾は滝乃家別館玉乃湯で、部屋編・夕編編・朝食編に分けてお送りします。



部屋編はこちら↓


お品書き
1月に泊まった時の夕食の献立です。
今回もいつものように食べられない食材を事前に伝えてあります。可能な範囲で他の料理に変えてもらったり、除いてもらったりしていますので、一部献立とは違うものが写っていますがご了承ください。


食事会場
夕食を食べに来ました。会場は2階の食事処です。


ワンフロアが食事会場になっていて、個室は見当たらなかったですが大人数だとあるのかな?
テーブル席がいくつもあって、テーブルごとに障子の仕切りで区切られていました。
なのでひとりで行っても周りを気にすることもなかったし、今回は部屋の奥に案内されたので他の人と目が合うこともなかったですね。



となりの席の話し声は聞こえます
たまたまこの日だけだったかもしれないけど、外国人がとても多かったです👀となりの席もその隣も海外の方で、日本語が全然聞こえなかった(笑)


席に着くといくつかの料理はすでに配置済みでした。
テーブルにある「アレルギー有」というカードには、私が苦手な食材とか食べられないものの記載がありました。
できるかぎり対応はしていただけるようなので、食事については事前に相談してみるといいと思います。
前菜
まずテーブルに置かれている料理の説明を受けたら、さっそく黒い箱をオープン!
・ほたて時雨煮
・合鴨博多 赤梅水晶
・胡麻豆腐
・寒鰤たたき ポン酢ジュレがけ
・青味


3段に開きます。


もう献立を見ているから「何が出るかな?」というサプライズは全くないわけですが(笑)、それでもこうやって開ける楽しみがありますよね!






お造り
・旬のお造り3点
・妻サラダ一式
・マスタードドレッシング
ドレッシングは小さい容器に入っているので好きなだけかけて食べます。もしくはつけて食べる?だったかも。


茶碗蒸し
・蟹あんかけ茶碗蒸し
旅館の夕食といえば茶碗蒸しじゃないでしょうか。ほどよい熱さのあんかけがおいしかったです。




台物
・玉乃湯特製「赤茄子鍋」
赤魚、えび、カニのつめ、鶏団子、白菜、ながねぎ、とうふ、しめじ、赤茄子、チーズ
え、赤茄子って何?赤い茄子なんてあったっけ?っていうなんとも恥ずかしいことを頭の中で考えていました😂
赤茄子ってトマトの別名なんですね、知らなかった・・・火をつけるまえに蓋を開けて気づきましたよ。


具材の火の通り具合がわからなくて何回か途中で開けてしまいました。本当はそうしないほうがいいそうです😅
でも汁が溢れるんじゃないかって不安で不安で、やっぱり開けちゃうという・・・


ようやくできました。そういえばトマト鍋を食べるのはたぶんこれが初めて。




たしかにトマトスープ!ちょっと洋風な日本の鍋料理で、私は結構好きです。海鮮中心なのもGOOD!
炭焼き料理
この中から1品選択します
・登別ホエー豚
・道産河豚麹漬け焼き
・鯖の柚庵焼き
鯖はノルウェー産と言っていました。うーん、鯖は家でも食べられるからまず除外して、残るは豚肉か河豚。
河豚も気になるけれど、ここは登別ホエー豚にしましょう。
(登別の地域おこし協力隊だし地元のもの応援しようということで)


タレも肉の焼き加減もよかったのですが、かみごたえのある部位だったのか私には結構かたかったです。



厚みもあるし、もともとこういうものかもしれない
脂身が多かったのもちょっと気になりました。
やわらかいとろけるような肉が好きな人は、他の料理にしたほうがよさそうです。
ごはんと香の物と汁物






甘味
・生乳ソフトクリーム黒蜜がけ
・生チョコ
最後はお待ちかねのデザート登場。みんなに愛されているソフトクリームと玉乃湯といえば生チョコです。


10年以上前に泊まったときも生チョコがデザートに出た記憶があって懐かしくなりました。
ソフトクリームはあったっけ?と思い昔の写真を見てみたら、昔はアイスクリームでした。
しかも生チョコももっと多かった模様・・・いや、10年以上も前のことですものね。時代も物価もすっかり変わっちゃいました😂




夕食の感想
実をいうと玉乃湯には2度目の宿泊で、1度目はその10年以上前のこと。
あの当時は玉乃湯の夕食は囲炉裏で肉や魚を焼いて食べるスタイルだったのですが、時とともにそれはなくなり、今回のような食事に変わったようです。
テーブル席に座って前菜からデザートまでいただく、というのももちろんよかったんです。
でも、昔の食事を知っている私からすると、「昔のほうが風情があってよかったな」とか「日本らしくて好きだった」と複雑な思いがあります💦
いろりを囲んで串焼きを1本1本焼いていく、ゆっくりとした時間を過ごすっていうのが印象的だっただけにちょっと悲しいですね。



昔はこんな感じでした↓懐かしい


でも変わらないことっていうのはなくて、今も変化しているしこれからまた違う食事スタイルになるかもしれないし、それも楽しみではあります。
今後の玉乃湯の変化に期待しつつ、この日は寝床につきました。
朝食編はこちら

